電子書籍を出版するとどうなるの?③/集客につながるって本当?
「Kindleで電子書籍を出したら、一体どうなるの?」っていうのはチャレンジする前にはなかなか実感しづらい部分。
そこで、Contigo編集部での今までの経験をもとに、Kindle出版をあなたのビジネスにどのように活用できるのかを3記事連作で書いてみたよ。
この記事は以下のようなお悩みをお持ちの方へ書いています。
- 電子書籍ってどうやって集客に繋げるの?
- 電子書籍を使って集客導線を作る方法にはどんな方法があるの?
- 集客導線を作る時、お客様に嫌われてしまう最悪の事態を避けるには?
結論から言うと……
「Kindle出版には、お客様の行動を促すしくみ、長期的な集客効果が望めるしくみがある」中には企業さんからお声がかかったりして、思わぬ良い効果を生む事例も出ているよ。
ただし要注意な落とし穴が~!せっかくの出版チャレンジが大失敗してしまう可能性が高くなってしまうから最後まで読んで落とし穴を回避してね!
※本記事で紹介している情報は執筆時点のものであり、閲覧時点では変更になっている場合がありますことをご了承ください。
あなたの発信、フォロワー外の新規さんに届いていますか?
今や多くのみなさんが、InstagramやXなどのSNSで、副業やビジネスの発信をしていますよね。
そんなSNSの目的は「あなたとフォロワーをより結び付けよう」とするものが殆どです。
例えばInstagramのミッションは、「大切な人や大好きなことと、あなたを近づける」
Facebookのミッションは、「コミュニティづくりを応援し、人と人がより身近になる世界を実現する」
X(旧Twitter)のミッションは、「今、世の中で起きていること。今、⼈々が語り合っていること」
つまりどのSNSも、皆さんの画面にはフォロワーの投稿が優先的に流れてきます。
とすると、気が付くのは、まだ出会っていない新しい人へ情報を届けることの難しさです。
いつまでも既存のフォロワーの皆様だけに発信していてもビジネスは広がりません。
では、まだ出会っていない人に情報を届けるにはどうしたらいいのでしょうか。
その時に威力を発揮するのが検索エンジン(Google/Amazon)からの流入です。
通常、情報を探している人はGoogleの検索窓にキーワードを入れて探します。検索結果の上位に並ぶのは、大手の企業や大きな情報サイトなどです。
さらに「〇〇〇について、まとまって読める本がないかな」という人はGoogle検索窓に「〇〇〇 本」とキーワードを入れます。この時、検索結果上位をほぼ独占しているのが、Amazonです。AmazonがSEOに強いといわれる所以です。
さらに、Amazonのトップページにも検索窓があります。Amazonに本を探しに来た人が「〇〇〇」と検索すると関連する本が並びます。
つまり、電子書籍を出版することで
今はまだ出会っていない人・今まさに情報を探し求めている人が
あなたの書籍を目にする可能性があるのです。
電子書籍の大きな強み:多彩なインターネット導線が作れること
そのようにしてあなたの書籍を読んでくれた新しい読者さんに
電子書籍なら「その次の行動を促す」ことができます。
(文字メインのリフロー型と呼ばれる出版形式に限ります。
画像メインの固定レイアウト型ではリンクを張ることはできません。)
これは紙の書籍にはない大きな強みです。
電子書籍なら書籍内にリンクを入れ、様々な導線を作ることができます。
たとえば……
✅SNSやブログ、HPを案内
運営しているSNSやブログ、HPなどへリンクできる
✅動画や音声、ライブ配信を案内
文章では分かりにくい部分は、動画をYouTubeなどにアップしたり、音声をStandFMなどにアップしたりして、そのリンクを書籍内に入れることができる。
✅販売やアフィリエイトを活用
書籍内容に関連する商品がある場合には、外部ECサイトやブログなどのリンクを掲載して、リンク先で物販やアフィリエイトなどを活用して、おすすめ商品を販売することができる。
✅顧客リスト化して価値観の共有・育成
メルマガやLINE公式アカウントなどに登録していただくことで、長期的に関係性を深めていくことができる。
✅イベント活用で販促
リアルイベントやセミナーの時に、電子書籍を活用したワークショップや講演などをすることができる。(配布には無料キャンペーンを活用するのもアイデア!)
✅既存書籍の紹介で収益増
書籍内で先に出版した書籍をリンクを貼って紹介できる。
など、まだまだアイデア次第で様々な活用方法があります。こうした導線を集客にうまく活用しましょう。
要注意!絶対にやってはいけないのは「読者感情を無視した強引な導線」
ただし、注意しなければいけないことがあります。それは読者感情を無視した強引な導線を引くことです。
書籍とは「読者様に悩み解決や楽しみ提供という価値提供をするもの」です。
書籍を最後まで読んでも悩みが解決せず、書籍としての完成度も低いのに、「続きはメルマガにご登録ください!」と高額なバックエンド商品につながるような事前セミナーに誘導する。こんな強引な導線は本当におすすめしません。
読者はそのような導線に敏感に反応します。レビューには低評価がつきやすく、著者としての信頼を大きく損ねてしまうことにも。
書籍は広告やランディングページではありません。書籍は読者にとって価値ある情報提供をして読者に著者のファンになってもらうことが最大の目標なのです。
スモールビジネスやセミナー講師をしている方に時々みられるのですが、「すべてを書いてしまったらお客様が来ないのではないか」と心配する方がいます。
しかし、それはむしろ逆です。有料で開催している講座やセミナーなどの内容を全て包み隠さず書き切るくらいのほうが、「これほど良い内容の本を書く著者さんのセミナーなら行ってみたい」となり、結局はリアルな集客につながりやすくなります。
もちろん、ビジネス全体を設計するという観点から考えれば、収益ポイントとなる価値をどのように守り、書籍では何をどこまで価値提供して著者の信頼を高めていくのかについては、個々のケースにあわせオーダーメイドで戦略を考える必要があります。
まとめ
✅Kindle出版では、導線を張ることができる。お客様の行動を促し、長期的な集客効果が望める。
✅書籍の最大の目的は、読者への価値提供を通じて、著者のファンになってもらうこと。
✅Kindle出版を《フロントエンド商品》と位置付け、書籍内でしっかりと価値提供をせずに、強引な導線をつけることは、読者の信頼を損ねる。ビジネス設計は慎重に。
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